ホノルルセンチュリーライド2003




☆こんな感じのイベントでした☆


前日、日本人のためだけに開かれた
大会の説明会。力入ってます!


スタート前JAL客室添乗員の皆様が
集合してのフォトセッション


スタートの様子。カピオラニ公園



こんな自転車もあり!?



海岸線を気持ちよく



家族で参加のロコも多い



しばし休む参加者で賑わう
サンディビーチ


完走記念のTシャツと完走証書



前日、一人寂しくBD−1で走って
まいりました。マカプー周辺で撮影
 

世界で一番、気持ちよく自転車に乗れる場所?
それは、ハワイ。それもオアフのワイキキ周辺だと僕は思う。
90年ごろから何度となく自転車をバッグに詰めてハワイまで出かけていった。
そして、ワイキキの裏山を走ったり、レースに参加したり…。

なぜ気持ちいいか?
それは、適度な暑さと湿度の少なさ、緑の多さ、多すぎない交通量、
そしてなにより、どこをみても美しい風景があることにほかならない。
アスファルトの地面を見ながらもがき苦しみ坂を上りきったとき、
あの青い海が目の前に広がる。そんな風景が見えたとたん、その努力は報われる。

それに、都会であるってことも重要だ。
自転車を持っていったって、一日中走り続けるわけでもない。
美味しいものを食べて、ついでにショッピングや、異文化交流も満喫。
自転車連れで楽しめる希少なA級観光地、といったほうが適当かもしれない。

そんなオアフ島で毎年開催されている自転車のイベントがある。
それが「ホノルルセンチュリーライド」だ。
朝6時過ぎにワイキキの外れにある、カピオラニ公園をスタート。
参加者は、自分のペース、その日のコンディションを見極め、
20〜100マイルまで5つ設定されたコースを選び自由に走る。
(2004年は40マイルコースが増え6コースに変更)
それも制限時間の夕方までにゴールすればいいのだ。
その日の気分でマイペースって言うのが、なんともハワイ流でいい。

コースは、オアフ島の東側を通る。
といっても、安全のため序盤は細い海岸線のルートを避け内陸部を行く。
15マイルコースだとダイアモンドヘッド周辺とハワイカイ付近で海沿いを走る。
内陸部を走る時間が多いためハワイというイメージとは、ちょっと遠いいかも?
ただし、50マイル以上のコースでは、海岸線のコースが中心となる。
だから遠くへ行けば行くほど、美しい風景を堪能できるのだ。

イベント当日朝5時過ぎ。
まだ薄暗いスタート地点にはすでに大勢のサイクリストが集結していた。
ロードレーサーが圧倒的に多いが、
なかにはタンデム(二人乗り)やリカンベントも混ざっている。
日本からの参加者もかなり多いようだ。

朝5時30分ごろ。
水色のお揃いのポロシャツを着たJAL/JASの客室乗員さんがずらり揃う(18名)。
今回からこのイベントのスポンサーとなったJALグループが
仕込んだ美女軍団が大会に花を添える。
そんな美女軍団を前にした、マスコミ関係者のフォトセッションも終わる頃、
ようやく空も白み始めた。
そして、スタート!

ゆっくりとペダルを踏み出す参加者の列。
最後尾のライダーが通過するまで、10分以上かかっただろうか。

僕たちもカメラマンのクルマに乗りこみ、次の撮影ポイントへ移動する。
途中、ダイアモンドへッド横の坂道で、車窓からカメラを覗かせ撮影。
すでにバテて自転車から降りて歩く人もいた。
マイペースのイベントなので、あせる必要もなし。これでいいのだ。

海をバックに撮影できるハワイカイ周辺でスタンバイ。
と思ったら、すでに多くの参加者は通り過ぎていた。
しばらくすると、先ほどのJAL美女軍団がやってきた。
スローペースだが、みな楽しそう。
そして、カメラを向けると素敵な笑顔で手を振ってくれた。

さらに移動し、休憩ポイントのサンディビーチへ。
到着したときには、100名以上の人たちが芝の上に寝転び休んでいた。
しかし、そこで休んでいる参加者の話を聞き撮影をしてる間(およそ30分)に、
ほとんどの人たちが走り去っていた。

そこで、コース上の撮影は終了。
早々にゴール地点へ戻り、今度はゴールした人を捕まえ取材をすることにした。
スタートから4時間ほどしかたっていないのに、
100マイルを走ってゴールする人がいたのには驚いた。
時間が経つにつれ、一般参加者や女性のゴールも目立つ。

「楽しかった」「ここにこれて幸せ」「自転車って気持ちいいですね」
「来年も絶対にきます」などなど。
ゴールする人々の素敵な笑顔が輝いていた。

参加者たちの参加動機をまとめてみると、
「ホノルル・マラソンに出たかったが、自転車のほうが楽そうなので」
「一度、ハワイで自転車に乗ってみたかった」
「電車の広告を見て、即応募しました。こんなイベントに憧れていました」
そんな感じ。
じつは、話を聞いたのはすべて、日本から参加した若い女性。
(注:自分の趣味ではなく業務命令です。でも楽しかったけど)
日本からの参加者606名のうち199名が女性だった。
話を聞いたうち、一人で参加とか、女性だけで参加という人も少なくなかった。

そう、このイベント最大の特徴は、女性が一人で参加できるほどの安全性にある。
交差点には、必ず警官が立ち参加者を誘導する。
コース途中には、何台もの巡回警備のクルマが走る。
チェックポイントでは、
サイクルショップの人が無料で自転車の点検をしてくれるオマケ付き。

ハワイを走りたい。
でもいくら安全そうな場所でも女性が自転車で一人走るには危険すぎる。
だから、このイベントに女性が押し寄せるのだ。

じつは、前日、僕は同じコースを一人で走ってみた。
時間の都合(ほんとは体力の都合)で、
半分の25マイル地点で折り返し50マイル(80km)を走った。
途中で事故に巻き込まれたらどうしよう?
コンビニで買い物している間に自転車を盗まれないか?
曲がり角はどこだ?
オカマやギャングに襲われないか?
そんな具合。とても心細い。
男一人でもけっこう不安なものだ。
それに、完走したところで、だれもほめてくれないし完走記念Tシャツもない。
04年は取材ではなく、自費で参加してゴールしてやる。
と、心に誓った。

ホノルルセンチュリーライドは、毎年9月の後半に開催される。
ハワイ好きも、自転車マニアも、
夏期休暇を、このイベントに割り当て出かけるといい。
そこには素敵な出会いや、楽しいハワイと自転車の日々が待っているから。
間違いない!

(2003・9・28取材  協力/小学館ビーパル、JAL)

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